2010年1月20日水曜日
先ずは伏兵に徹する!それが優勝への近道!
◆ Mr. Hirose ◆ Mr. Okazaki
ええ、さて、課題のインタビューはクリアーするものとして、今年の彼女のツアーの作戦としては、どんな展開が良いのでしょうか?
ひと言で言うと・・・。
はい、なんでしょう?
彼女の考えている通りの作戦。
まあ、そういうことなんですが、そうじゃなくて、社長の考えですよ。
教えて欲しい?
是非、お願いします。
「伏兵」に徹することだなぁ。
う~ん、なるほど。でも、言葉としては、ちょっと華やかさがありませんが?
上位に常時進出。優勝は目指しても、スターは目指さなくてもいいよ、今季は。
優勝したら、スターじゃないですか?
ちょっとちがうんだなぁ。そういうことじゃないんだ。
今年は、彼女としても上位に常駐したいという気持ちが強いでしょう。
シード権内にいるスター選手が「ちょっと、安心できない」、と思うような存在でいてほしいね。
「ちょっと、安心できない」とは?
下から追ってこられたら、落ち着かない、という存在だ。
でも、それは、プロゴルファーとしてある程度成績を残している選手であることが条件でしょう。
そう、そこなんだ。一昨年のあのQT順位から、これでもかというくらいのしつこいウェイティングで見事シード権を獲得した、あの根性を皆は知っているはず。
さてどうでしょうか、シード25位以内にいる選手はそんな風に思っていますか?
だから、今季前半戦で、その存在を確実にアピールすればいいんだよ。
となると、どうすればいいのでしょうか?
統計的に言うとね。
おっと、得意の統計学ですか?
日下部プロの場合、2004年から、2009年までの約6年で、ツアー戦のラウンド数が合計344ラウンド。
へぇ、よく数えてますね。
ベストスコアは68が4回。
ほうほう。
69は11回。
う~ん。60台は15回ですか。少ない方ですね。
そうかもしれないな。で、その68をマークした試合は、好成績を残しているんだ。
ということは?
日下部プロは、予選の2Rで60台をマークすると、期待してもいいってことだなぁ。
まあ、当たり前のような気がしますが。で、ほかに何か?
彼女のワーストラウンドを知りたいだろう。
ええ、教えてください。
85だよ。
叩いてるじゃないですか? 社長の絶好調の時のスコアですね。
もう少し良いだろう。
自称シングル前でしたね。
2006年のスタジオアリスだ。この試合は、今の日下部プロも印象の残っている試合だろうね。
どうしてですか?
1Rが71の2位タイ。2Rが85の69位タイ。MCだった試合だよ。
大波賞ですか?
後ろが悪いから、賞はないだろう。
そうでした。あとは何か?
グレートアイランドはホームコースだから、大丈夫だと思うけど、その他のコースで絶対に大丈夫というファンが安心して見られるコースが無いんだなぁ。
特別良かったり、予選落ちしたり。
ということは、逆発想で毎回すべてのコースに対して、新鮮な気持ちで挑戦できるということなんだ。
確かに、そうも考えられます。
それで、結局、社長は何が仰いたいでしょうか?
で、今季はそのモヤモヤ感を一掃していただきたい!
社長の統計学からの鋭い分析ができないくらいの、これまでの日下部プロの成績だということですね。
率直に言うと、そういうことなんだ。
今季は試合数が多いですから。
今季はほぼ全試合に出場だけに、体調に気をつけて頑張って欲しいね。
残念ながら、予選落ちはあると考えていますか?
始まってみないとわからないけどね。それは、やっぱりあると思うよ。でも、そうならないような気持ちで全力投球するはずだよ。日下部プロは。
今年は、体力も相当自信を持って臨みそうですね。
今頃は、走りこんでいる最中じゃないか?
何キロくらい走りこむのでしょうか?
う~ん、今度の更新で教えてもらいたいね。わからないよ。毎日、5kmくらいかなぁ。
楽しみです。
今年は、ファンの大きな期待を背負っているだけに、そのプレッシャーに押しつぶされないようにすれば大丈夫だよ。
ファンの大きな期待っていうのは、社長の情熱的な応援のことでしょう。
いやいや、私はその中の一人であって、全国の日下部智子ファンの方々のことだよ。
全国のファンの皆さんと一緒に、一生懸命応援を続けましょう。
どうも、ありがとう!
で、先程の、「伏兵」ですが?
要は、周りの様子を窺いながら、じわじわ上っていけば良いってこと。これまでの日下部プロの忍耐と努力で生み出した結果、その素晴らしい経験と持ち前の体力と頭脳をフルに稼動すれば、常に上位を脅かす存在になるはずだ。
今年はそこが見所なのですね。
おそらくね。去年とは顔つきがまったく変っていると思うよ。
勝負する顔ですね。
ここ一番の鋭いショットが、ズバズバ来るから、見ててちょうだい。
楽しみです。