2010年1月15日金曜日

今年の課題はやはりインタビュー?


Mr. Hirose   ◆ Mr. Okazaki


社長、今季の日下部プロの課題ですが?

なんだと思う?

私が聞いているのですが。

ああ、そう。聞いて驚くなよ。

背筋を鍛えるとか、太ももを太くするとか、飛距離アップは上半身からとか、そんな感じですね。

違う! まったく、ちがう! 身体を鍛えていくことは当たり前だろう。

何ですか?

インタビューだ。

ええっ、インタビューですか。

そう、今季はインタビューがかなり多くなるはず。そのためにも、インタビューに慣れる必要があるな。

まだ慣れていませんか?

う~ん、まだまだ。 昨年の伊藤園レディースの時のインタビューではちょっとダメだなぁ。緊張しすぎだ。

そこがいいところじゃないですか。社長も、前はそう言ってましたよ。

いいや、これからの日下部智子プロは、「私が女子プロゴルフ界」の日下部智子という感じの堂々とした姿が必要だ。

偉そうですよ。では、どうすればよいのでしょうか?

先ず、カメラの向こうに「おおいた智の会」の会長はいないと思って欲しいね。

そんなこと、微塵も思ってないでしょう。

簡単に断言するなよ。そうかなぁ、それは、わからんぞ。

まあ、確かに、テレビインタビューは緊張気味でしたね。

シード選手なのだから、今季は堂々とインタビュアーに対して受け答えをしないとね。

とりあえず、得意のVサインから始まってみたらどうでしょう?

それもいいアイデアだね。ファンも増えるだろう。しかし、スポンサーが大きいから、なかなかおちゃらけたこともできないしね。

カメラを前にした、インタビューが上手くなる方法は何かありますか?

あるよ。とっておきの方法が。

教えてくださいよ。

先ずは、プロゴルファーのインタビューは、聞かれることが大体決まっているので、答えを用意してしまうだろう。それがいけないんだなぁ。常に受け答えはアドリブで通すことだな。

そうですね、聞かれることは、コースの攻略法とか、その日の体調とか、意気込みとか、当たり前のことが多いですね。

その通り。これじゃ、テレビを見ている側もさほど面白くないわけよ。

インタビュアーのセンスに掛かってますね。

だから、スカイAも、昨季以上に今季は相当気合を入れていただくよ。

偉そうですね。

つまり、カメラをカメラとして見ないことだなぁ。カメラに見られているんじゃなくて、見てちょうだいの感覚が必要だ。

なるほど、自信たっぷりでいくわけですね。

その通り。

「私が日下部だ!」 これくらいの気持ちでいると、良いわけだなぁ。

あともうひとつは、コンビを組むことだ。

コンビって、もうひとりは誰ですか。

インタビューの度に、コンビを結成しておくことだよ。

例えば?

もちろん、和田委世子プロ。

そう来ましたか?

超明るい性格のプロを入れて、楽しくインタビューに入ることだな。そうすることで、ナチュラルな日下部プロのインタビューが見れるよ。

なるほどですね。和田プロも、今年はがんばっていただきたいものです。

その通り。

で、去年のあの夢のつづきはどうなりましたか?

秘密だよ。