2009年6月1日月曜日

真相の究明

                         K.H.   ■ Mr.Okazaki


社長、先週のトーナメントの一件知ってますか?

例の事件ね。

ええ、あれは誰の責任になるのでしょうか?

誰って、本人の責任だろう。

社長から、そんな言葉が出るとは思ってもみませんでした。

仕方ないよ、本人がブログで言っているように、競技委員を呼ぶべきだったと思うよ。
ただ、ラインというのがどういうラインだったのかがちょっと知りたいところだね。
本人は自信満々でその救済措置を行なってしまったんだから、仕方ないよ。

やっぱりそうですか。

われわれのゴルフとはちょっと違うからな。でも、ちょっと気になるところがあるなぁ。

何ですか。

キャディがもう少ししっかりしてほしいという点。
キャディも何の疑問点がなかったのだから、よっぽど勘違いするラインが引いていたんだろうなぁ。

そうだと思いますよ。

彼女のファンからのブログコメントでいくつか面白いことを書いている人がいたなぁ。

どういうことですか。

いや、おかしいよ。
彼女のブログでは、アテスト後のギャラリーからの指摘、となっていたわけで。
合点がいかないなぁ。
う~ん、同じ処置を行なった上原プロはアテスト時に指摘されて、危うく助かったわけで。

一発目だったんですか。

悪い言い方をすればね。

それで?

指摘したギャラリーは、その場に居たということで、黙っていたということ。

名探偵コナンのようになってきましたね。

いやいや、そういうことじゃなくて、明らかにそのギャラリーは彼女のファンではないということ。もうひとつは、相当にルールに詳しいということだなぁ。

と、言うことは?

大会でこの場所がそうなる可能性が高かったことを知っている人間だね。

と、言うことは?

それ以上は言えないだろう。だけど、気分がかなり悪いので、端的に言わせてもらおう。
要するに、プロゴルファーも試されているということ。

その指摘したギャラリーがこの事件の鍵となるわけですね。

いや、これ以上は言えないね。私も直接観戦していたわけではないから。
ただ、-1で上がって、気分のいいところで練習していたときに競技委員から呼ばれたところなんて、時間が経ちすぎて、ちょっとおかしいなぁ。

日下部プロが犠牲になったわけですか?

う~ん、本当に気の毒だね。悔しいよ。

納得がいかないようで。

いかないね。自分のことのように悔しいね。

ブログもコメントもいつもよりかなり多かったように思えますけど。

そうそう、多くの人が次に向かって頑張ってほしいことを書いていました。その通りだと思いますよ。

次に期待しましょう。

そういうことだね。