2009年6月10日水曜日

ウェイティングの真相

                      ■ K.H.   ■ Mr. Okazaki


社長、ちょっと前の話ですが?

何?

ヴァーナルレディースは確か福岡でありましたよね。

うん。

行ったのですか。応援に?

行ってないよ。

そんなことでいいんですか。

仕方ないだろう、出場できないことが確実だったんだから。

真の日下部ファンじゃないですよ。

そんなこと言われてもなぁ。来ていないのにどう応援すればいいんだよ。

いやいや、そこなんですけどね。

何?

彼女はブログでそのあたりをはっきりコメントしてないでしょう。

そうだな。

それが納得いかないんですよ。

ウェイティングしても無駄だからね。

ほらほら、そこですよ。
ウェイティングしてません、とはっきりコメントすべきです。


それは無理だね。彼女のイメージが変わるからなぁ。

どう変わるのですか?

ファンの一部はきっとウェイティングしない消極的なところを印象付けるからね。

でも、九州のファンは積極性をみたいじゃないですか。

だから、ファイナルQTの順位でどう転んだって120%ウェイティングで入ることはできないのに、無駄だから、行くはずないだろう。
わかっている人はわかっているということ。

そういうことなんですね。

彼女はそういう微妙な順位にいるんだよ。

でも、土佐のプロギアはウェイティングしましたよ。

あれはラッキーだったね。5%の見込みもなかったんじゃないかなぁ。

出場したのに、予選落ち。

仕方ないだろう。

本当に微妙な位置なのでしょうか?

その通り。意外と微妙な位置だね。クリスタルガイザーのときは、ウェイティングも最後の最後まで粘ってダメだっただろう。微妙な位置だということが良くわかるね。
あの時の彼女のコメントは偉いと思ったよ。

何故ですか?

最終組がスタートするまでウェイティングしてたみたいだから。

それって偉いのですか。

なかなかできることじゃないだろう。プロとしては当たり前の行動。だけど、そこは一縷の望みに賭けるプロ魂だなぁ。

へぇ~。

彼女の偉いのは、そんな場面をいちいちコメントしていないところかな。
ウェイティングできないかも、のひとことで終わっている。偉いね。

恥ずかしい姿を見せたくなかっただけでしょう。

相変わらず、辛口だなぁ。
あなたが彼女の立場だったらできるのか?

う~ん、ちょっと恥ずかしいかも。あきらめるのが早いでしょうね。ギャラリーがいるわけでしょう。
最終組がスタートして、パッティング練習してたら、どうしてと思われるでしょうね。

ほら、そこそこ。
まあ、あの世界はそれが当たり前。知ってるファンはウェイティングに失敗したなぁ、で簡単に終わるところだよ。

そんなものなんですね。

彼女はその時のその悔しさを次に繋げていく力をもってるよ。それ以上に苦労してるから。

何かわかったようなことを言いますね、社長。

わかるよ。何故かね。