◆ K.H. ◆ Mr.Okazaki
社長、諸見里プロのことですが?
ああ、どうした。
上ってきましたね。
ああ、昨日、江連コーチの気合が相当入ったんだろう。
そうみたいですね。
スポーツ選手というのは、ああいう愛のムチみたいなものが絶対必要なわけだよ。
ちょっと古臭い言い方ですね。「愛のムチ」ですか?
そうだよ、この大会で、賞金女王の座を奪われ、大逆転される可能性があるわけだろう。
そうです。
昨日のコーチの言葉が彼女を救ったね。
なるほど。
タラタラしてたら、いつの間にか、トップを浚われる。どの、スポーツの世界でも一緒だよ。
江連コーチも、その世界で、苦労した人間だからこそ、彼女に敢えて、愛のムチを与えるわけだよ。
なるほど。
あなたには気の毒だけど、このまま、諸見里プロが、賞金女王になりそうだね。
やっぱりそうですか。私もそのような気がします。
で、やはり、私も、江連コーチのように、来季は愛のムチを入れるつもりだよ。
やっちゃいますか?でも、今季も相当気合入ってたと思いますよ。
いやぁ、まだまだ。日下部プロのファンから怒られるくらいの気合とムチを入れるぞ。肩ムチくらいではダメだからなぁ、しっかり尻ムチを入れるからなぁ。
ちょっと、表現がまずいですね。
昔、横浜の日吉に住んでたとき、馬術が趣味の友達がいてね、その人から、帰郷する時に馬用のムチをお土産代わりに貰ったよ。
社長に馬術の趣味を持つ友達というのも、ちょっと可笑しいですけど、ムチがお土産ですか?
相当昔のムチらしくて、鯨のヒゲで出来てるらしい。
妙なムチですね。
そのムチで、バンバン行くからな。今になって、このムチが役立つとは思わなかったよ。
ファンと喧嘩しないでくださいよ。
それはないね。少なくとも、私のブログのファンの方々は、許してくれるはず。
あれ、結構、自信たっぷりじゃないですか?
自信を持たないと、これからもずっと続けられないからな。
日下部プロについて書いている他のブログでは、キツイ言葉はほとんどありませんよ。
甘いな。う~ん、実に甘い。
そうなんですか?
なにも、成績が悪い時に、罵声を浴びせるわけじゃないだろう。愛のムチを与えるだけだよ。
社長のムチは、「行け~」とか、「追撃しろ」とか、「突っ走れ」とか、横山やすし風のところがあるじゃないですか?
その通り、あのノリが必要なんだよ。
関西的なノリですね。
横山やすし師匠は、天性の才能をフルに開花させた人物だよ。私に言わせてたら、神様のような方だよ。
二コール・キッドマンが好きかと思えば、横山やすしも好き。日下部プロも好き。何か、統一性がないんですよね。
好きなものに、統一性など、いらない!好きなものは、好きで良い!
スーツでビシッと決めたかと思うと、次の日はぼろぼろのジャージを着てたり、何か人間的な統一性がないんだよなぁ、社長は。
私はね、あまり人の目は気にしないほうだから、それでいいんだよ。
でも、女子プロゴルファーだけは、日下部智子プロオンリーなんだよなぁ。これが不思議で仕方がないんですよ。
一本筋がしっかり通ってるだろう?
まあ、そう言われれば、そうですね。
男は筋の通ったことをしなくてはいけない!
愛知県出身なのに、九州男児っぽいんだよなぁ。おかしいなぁ。
とりあえず、大分に住んでいるからね。一応、九州男児?
奇特な性格の持ち主です。社長は。
で、明日の最終戦の結末は?
きっと、あのプロだろう! 間違いないね!
( そんなこと、誰でも言えるじゃないか・・・。)